2026.06.1
令和8年5月15日(金)に富山県美術館(富山県富山市)で実施された県協会の総会・講演会において、当研究所研究員の岩田泰幸が「文化財用燻蒸剤「エキヒュームS」販売終了後の殺虫殺菌処理等の検討に際しての注意点」の題目で講演いたしました。
本会には、富山県内の博物館・美術館等の職員および関係者の方々など計70名ほどが参加されました。
当日は講演の聴講だけではなく、質疑応答の際には各館の担当者様から活発な質問が寄せられました。加えて、講演後にも多くの方々から、館ごとの有害生物対策や展示保存環境の維持管理に係る実践的な部分でのご質問が多くあり、各館が対策の検討や実践に取り組まれている様子が伝わり、関心の高さを改めて感じる貴重な機会となりました。
講演の中でも、館ごとに異なる収蔵資料の種別、設備、人員体制、予算措置など、様々な事柄を包括的に考えた上で、その館に合致した対策を講じることの重要性についてお話させていただきましたが、この質疑応答の機会を通じて、その具体的な部分に対する問題解決への糸口をご提示できたようであれば何よりと思います。
当研究所では、引き続き、各地の博物館協会等や美術館・博物館等からの依頼を受け、講師の派遣や出張による研修も行っております。
また、参加される方々からのご要望に則して講演内容をご提示するなど、様々な形で現場に届きやすい講習を目指して対応いたしております。
