「文化財IPMコーディネータ」
資格のQ&A
【資格についてのよくあるご質問】
- Qこの資格は国家資格ですか?
- A「文化財虫菌害防除作業主任者」と同様、国家資格ではありません。
- Q有資格者は、何人ぐらいいるのですか?
- A別ページでまとめておりますので、こちらをご確認ください。
- Qどんな仕事に役立ちますか?
- A博物館、美術館、図書館等の文化財IPMの考えに基づいた環境調査業務の実施、収蔵、展示施設の環境把握、実際に被害が生じてしまった場合の調査と防除対策の検討、提案に役立てていただきたいです。
- Q資格証明証がありますか?
- A資格登録完了後、「文化財IPMコーディネータ認定証」、「文化財IPMコ-ディネータ認定カード」を交付します。
- Q資格取得後には更新作業などあるのでしょうか?
- A資格有効期間は5年間です。登録更新は、事前(更新時の前2年以内)に「文化財の虫菌害・保存対策研修会」(例年6月頃行われているもの)を受講していることを要件とします。
- Q文化財IPMコーディネータとは?
- A「文化財IPM」は、対象となる文化財等の種類や収蔵・展示施設の状況などに応じて、適切に作業内容や行程を企画して進行を管理する必要があります。「文化財IPMコーディネータ」は、「文化財IPM」についての正しい理解と知識・技術を身につけ、必要なときには各分野の専門家と相談しながら自ら「文化財IPM」を実行したり、文化財の所蔵者等からの相談に応じて助言・提案などをしたりすることができる人です。
【試験についてのよくあるご質問】
- Qいつ開催されていますか?
- A毎年12月頃に開催されています。
- Q合格率はどれくらいですか?
- A毎年90%ぐらいです。
- Qどこで開催されますか?
- A2018年度は大阪(国立民族学博物館)、2019年度は東京(東京文化財研究所・東京国立博物館黒田記念館)で開催します。