2019.08.28
平成22年7月下旬に文化財(絵画)の燻蒸に際して、不適切な薬剤を使用したために燻蒸した絵画に変色が起きるという事故が発生しました。
当研究所は、このような事故の発生をふまえて、各維持会員に対して平成22年10月21日付の「文化財燻蒸のあり方について」によって燻蒸等を発注する文化財の所有者・管理者、燻蒸等の作業を行う事業者及び作業者については、当研究所の「文化財の殺虫・殺菌処理標準仕様書」、「文化財虫菌害防除認定薬剤」及び「作業主任者資格」で構成されるシステムを活用し、文化財の殺虫・殺菌作業を行う上で適切な薬剤・器材の選択と有資格者による正しい作業を行って欲しい旨を通知しました。
この趣旨に添って、次の公表資料をホームページに公開することにいたしました。